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Vol.22 ハニーサックル 過去から、現在・未来へと意識を向ける

HONEYSUCKLE
学名:Lonicera caprifolium
和名:ハニーサックル

【エッセンスが必要な状態】
過去の思い出に生きている
【エッセンスで得られる効果】
過去を大切にし、かつ現在を生きていくようになる

過去から、現在・未来へと意識を向ける

Honeysuckle Sさんの体験談

私には空想癖があり、暇さえあればずっと同じ空想を頭の中で繰り返していました。18歳で上京したときは、「同窓会で中学時代の男子たちに会い、スッカリきれいで都会的になり、成功している自分」をイメージしていたこともあります。

2005年の10月24日からハニーサックルを飲んで、最初のうちは「失恋した男性に対して、魅力的になっている自分が知らんふりする」という空想をしていましたが、エッセンスを飲んでいくうちに過去の記憶がよみがえることがあり、それは心の奥にためこんできた、つらい苦しい思い出でした。

 夜もいろいろな夢を見ましたが、特に11月に入ってから、昔の悪いところが取り去られたと感じる印象的な夢を見ました。半年たって、私から空想癖そのものはなくなっていませんが、その内容が「人と仲良くなりたい」そして「自分自身が愛ある存在であることを確認したい」というものに変わっています。

 ハニーサックルを飲んで、この願いに気づいたと同時に、今は現実の中でも、少しずつその願いがかなってきているように感じます。

ポジティブなイメージが人を元気にする

 ハニーサックルは、過去に生きている人々のためのエッセンスといわれています。昔の幸せだった時代の思い出に浸ってしまったり、実現することができなかった望みの中に生きてしまっている状態です。実際、多くの症例を見ていると、Sさんのように自分をなぐさめてくれる思考や空想の中に入りこみすぎた状態に対しても 、やさしく現実に引き戻す効果があります。

 心理学者のヴィクトル・フランクルはアウシュヴィッツの強制収容所で過ごした自らの体験をふりかえって、体力が十分にあり、健康状態がよくても、生きる意味を認識させてくれる考えやヴィジョンを失うことで、一気に衰弱してしまう人間の性質を記しています。「希望に通じる強いイメージをキープしている囚人たちが、最終的に生き残ることができた」…と。イメージの力は、時として、実際に体験している現実以上に、強い影響力を心や体に及ぼします。

  ハニーサックルは田舎の家の庭や、生け垣にからみつくように育つ、多年生の植物です。葉は対生し丸く、花はつぼみのときは赤い筒状をしていて、鹿の角のようにつんと上に向かって曲線を描いています。夏になり花の咲く時期には、この筒状の花びらの下部が裂けるように開き、赤い花びらの内側が白く裏打ちされている姿を見せるとともに、白い雄しべを前に突き出して咲きほこります。

甘い香りが漂うハニーサッの茂みに囲まれたベンチに腰かけると、心が和らぎ、“スイート・ドリーム”に包まれるような気がします。

過去ではなく、未来の夢をいだいて現実を生きる

 けれども、バッチ博士の選んだハニーサックルは、ただ甘くなぐさめるためだけのものではありません。それは、今、この瞬間に対して自分の意識が開かれてゆくように導いてくれるエッセンスです。

博士はパーフォリエイト・ハニーサックル(Lonicera caprifolium)という品種を選びました。ボイリングメソッドでエッセンスをつくるときは主に赤と白の花を選び、受粉によって黄ばんだものは入れないように指示しています。

 赤は色の周波数の中で肉体的な次元に最も作用する活動的な色です。

「甘い夢を見てなぐさめられるのはよい。けれどもあまりにボンヤリして、痛みから逃げだすために思考や夢の中にとどまりすぎてはいけないヨ」

 キラキラ輝く花の意識は、私たちの存在に語りかけてきます。

「“今、ここ”に自分が存在しているという意識を目覚めさせていなさい。そして未来に向かって喜びとともに現実を生きていけるように、夢や空想を生かしていってください」

私たちは甘い香りに包まれて、けれどしっかりと意識を前方に開いて立ち上がります。

今 、ここ”と一つにつながる

ハニーサックルを飲む前のSさんの空想は、常に彼女を“今、ここではない、どこか”の時間につなぎとめてしまっていました。本当の望みは愛されること、愛のある深い関係を築くことにあったのですが、おそらくは過去のつらい経験から、そうなることはできないと心のどこかであきらめてしまっていたのでしょう。強い望みと、その望みがかなわないと思いしらされることへの恐れがワンセットになって心の奥にしまいこまれ、空想の甘さを使って現実的な痛みを丸め込み、暗い秘密がしまわれた心の奥をのぞきこまないようにしていたのでしょう。

Honeysuckle_ill  パーフォリエイトとは突き通すという意味で、このハニーサックルは上部の葉が左右に別れて対生せず、1つに融合しているのが特徴です。貫穿葉(かんせんよう)と呼ぶそうですが、茎が丸い葉っぱの中心を貫いていて、貫頭衣(一枚の布に頭を通す穴を開けただけの衣服)を着た人を想像させます。


 イメージや空想する力は、心や体に対して影響力があるばかりではなく、現実が形づくられていくうえで、鍵となります。Sさんは「こうだったらいいな」と思う願望を空想することで、自分に対する価値を無意識に高めようとしていたともいえます。

 Sさんがエッセンスを飲み、過去のつらい思いを再体験したことで、閉ざされていたものがようやく現実の世界とつながります。痛みでも喜びでも、“感じる”ということは、常に今この瞬間の意識なのです。

空想する力が鍵となり、感じる心は鍵を回し、扉を開きます。 過去も未来も、失望も願望も、その全ての中心を貫いて、ハニーサックルは“今という奇跡に満ちた瞬間”へと意識を目覚めさせてくれます。

さぁ、歩きだしましょう。これからつくりだされる未来へ向かって。

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